夫とともに

愛する夫を失いました。心の整理が付かず、自分の思いを伝えたいと思いました。

夫の想い

 いつも勉強して努力して強く生きていたね。私が具合が悪くてうなされている時、黙って見守っていてくれたね。素直に好きと言えなかったけど夫と出会えたこと、私の人生の中で一番幸せなことだと感じていました。
 いつか子供の結婚式に出ることをとても楽しみにしていたね。定年になったら一緒に旅行に行こうねって約束していたね。まさかこんなに早く・・・あなたも全く想像していなかったよね。


 今、私は仕事を再開したけど、仕事では弱音を吐けず夜中や休日になると涙があふれてきます。でも仕事をしていないと引きこもりになってしまいそうで。子供がいずれ大きくなり社会人になり愛する人と結婚する日まであなたの想いを私が引き継ぎたい。でも、とても疲れるの。亡くなってからまだ1か月たっていないけど、これ以上頑張れないから「もういいよね。」早くあなたのところに行きたいって父に行ったら馬鹿な事言うなって言われたよ。分かっている。子供を置いてはいけないって。


 一度だけあなたの夢を見た。生きているあなたは、ごめん、左胸の病気になって治らないんだって、いつも泣かないあなたが泣いていたね。私はその時、亡くなるってなぜか分かっていて、泣きながら「どうしてほしい。」って聞いたね。その答えは分からないまま。生きていたかったよね。